学校の先生方へ

血友病の子どもたちを担当される先生方へ

学校生活における注意点

R・I・C・E と出血部位ごとの対応

出血したときは、まずR・I・C・Eを行いましょう

 

血友病の子どもが出血したときや、すぐに凝固因子製剤の注射ができないときは、まず「R・I・C・E」を参考に応急処置を行って止血を図りましょう。
医療機関では大人が周りにいない場合に備えて、子どもたちにも自分でできる対処方法として「R・I・C・E」の指導を行っています。

R・I・C・E と出血部位ごとの対応

出血した部位に合わせた対処を

出血した場合の対処法は、出血した部位によって異なります。
基本的には血友病でない子どもがケガをしたときの対応と同じと考え、そこに凝固因子製剤の注射という1ステップが加わるとの理解でよいでしょう。対応に悩んだときは、保護者や病院に遠慮なく連絡してください。

目に見える出血 目に見えない出血

血が止まらない場合はもちろん、目に見えない出血を起こした場合でも凝固因子製剤の注射が必要となります。事前に患者本人が注射(自己注射)をできるのか、それとも保護者や病院に連絡が必要かなど、保護者と対応方法を決めておくとよいでしょう。

患者本人が注射(自己注射)できる場合

注射をすれば、その後の対応は血友病ではない子どもと同様に扱っていただいて大丈夫です。

患者本人が注射(自己注射)できる場合

患者本人が注射(自己注射)できない場合

保護者または病院に連絡してください。

患者本人が注射(自己注射)できない場合