血友病についてのQ&A
血友病ってなに?
輸注について
家庭でも凝固因子製剤の注射ができるのですか。
家庭療法(家庭輸注療法、自己注射)は1983 年2月から、認可されています。

家庭療法とは
凝固因子製剤を家庭などで、医師の手を借りずに輸注することを家庭療法といい、いくつかの条件を満たした場合に許可されています。
家庭療法の意義
家庭で出血に気づいてすぐに凝固因子製剤を輸注すれば、痛みを早く止めることができます。また、出血を早く止めることによって治療期間が短縮し、関節障害を防ぐことができます。通院や入院をする必要がなくなり、精神的、経済的、時間的負担も少なくなります。
家庭療法を行うための条件
血友病や治療法、静脈注射の方法、器具や薬剤の取り扱い方など、いろいろなことについて、十分な知識と技術を持っていただかなければなりません。また、家庭療法を始めても、1ヵ月に1 回は診察を受ける必要があり、指示されたことを守り、きちんとした記録をつけなければなりません。