血友病についてのQ&A

血友病ってなに?

血友病って?

Q2

どんな出血が起こるのでしょうか

A2

成長するにしたがって、いろいろな出血に対処することになります。

どんな出血が起こるのでしょうか

出血部位

子どもの患者さんが成長するにしたがって、いろいろな出血に対処していくことになります。一番多いのは、関節内の出血や自然に発生する皮下の出血やそれが瘤のようになったもの(血腫)。けがの時に血が止まりにくいということです。しかし、通常の擦り傷や切り傷などは、多くの場合、時間がかからずに止血できます。
そのほか、歯ぐきの出血や鼻出血(はなぢ)、血尿(血の混じったおしっこ)などがあります。特に気をつけなければいけない出血は、関節と頭の中の出血です。また、筋肉内に出血し、そのままにしておくと血腫により神経が圧迫され、麻痺をきたすこともあります。

出血時の対処

出血の部位によって、見分け方や対応の仕方が違います。少しずつ覚えて、落ち着いて対処なさってください。しかし、慣れない間は、出血した時や心配な時は、とにかく病院に連絡してください。
それぞれの出血に対する対処の仕方は、後ほどご説明します。