学校の先生方へ

血友病の子どもたちを担当される先生方へ

はじめに

現在、血友病の患者さんは全国に約6500人いるといわれていますが、近年、その治療法は大きく進歩しており、出血の予防や関節症など慢性症状の軽減が可能になってきました。適切な管理をすれば、血友病の子どもたちも、他の子どもたちとほとんど変わらない学校生活を送れるようになっています。中高生になってスポーツで全国大会を目指す子もいますし、プロの選手になる人もいます。

しかし“血が止まりにくい”と聞くと、「受け入れることができるのか」「どのような指導をすればいいのか」「事故などが起こった場合の対応はどうすればいいのか」など、不安を持たれる先生方もいらっしゃると思います。血友病の子どもたちが、仲間と同じように、のびのびと安心して学校生活を送る上では、この病気についての先生方の正しい知識と適切な対応は欠かせません。そこで、血友病の子どもたちを担当される先生方にぜひ知っておいていただきたい、血友病とその対応、学校生活における注意点などを、最新の知見に基づき一冊にまとめました。

この冊子をご活用いただき、血友病の子どもたちが元気に過ごせるようにご支援いただければ幸いです。

荻窪病院 血液凝固科 部長 鈴木 隆史

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