家庭輸注について

家庭輸注の利点

家庭輸注ができるようになると出血による痛みや繰り返し起こる出血からくる二次的障害から、これまで以上にお子さんを守ってあげることが可能になります。
 

家庭輸注療法を決められた正しい方法で行うことは、小さな血友病のお子さんのためには、とても効果的な治療法です。

 

家庭輸注の利点

  1. 出血に気づいた時,早期に輸注し,出血のダメージを最小限に抑えることができるようになり,また,回復も早くなる.時間を気にすることなく,輸注ができる(夜間や早朝,病院の外来時間終了後)
  2. 旅行や幼稚園等の行事の前に予防的に輸注することで,出血を防いで楽しく過ごすことができ,行事などにも積極的に参加できる.また,注射は持ち運びも可能なので,長期の旅行も可能になる
  3. 家庭輸注ができるため,ご家族に心理的なゆとりができ,子どもさんの行動に過度に神経質にならず,子どもさんの行動範囲もひろがり,心理的に好影響を与える
  4. 出血を防いで,運動に積極的に参加することで骨の発育を促し,関節を守る筋肉を鍛え,出血しにくい体力づくりをめざすことができる
  5. 通院に要する時間やコストを軽減できる

 

家庭輸注の注意点

忘れず、きちんと守りましょう

  1. 定期的(最低3か月毎)に受診すること
  2. 家庭治療に関して主治医の評価と指導を受けること
  3. 治療経過や製剤の家庭内在庫状況を記録し、病院に定期的に提出すること
  4. 製剤は規定の方法で管理し,奨められた輸注量、輸注方法を守ること
  5. 製剤は、兄弟を含む患者の間で流用しないこと
  6. 針や注射器などの医療廃棄物を適切に処理すること
  7. 出血症状が強いときや判断に迷うときには主治医に連絡すること

 

家庭注射や自己注射が行われるようになってからも、注射がうまく入らずにスランプにおちいることもあります。その場合には基本に返り、また必要であれば通院するなどして方法を確認しましょう。
 

また慣れてきても初心をわすれず消毒なども含めた確実な手技を継続してください。

 

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節目のケアシリーズより