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・関節は動かさない |
・補助を受けながらゆっくり膝を伸ばすす |
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・補助なしでゆっくりと膝を伸ばす | ・弾性バンドなどの抵抗を加えてゆっくりと膝を伸ばす |
| ●冷やす ●安静にする ●固定する ●補充療法を行う |
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手首を曲げ、肘を曲げずに腕の筋肉に軽く力を入れて収縮させる |
反動をつけずにゆっくりと胸の高さで肘を曲げたり伸ばしたりする |
反動をつけずに抵抗を加えてゆっくりと肘を曲げる |
血友病の子どもにみられる最も多い出血部位は関節です。出血した場合のリハビリテーションの主体となるのは運動療法です。
運動療法は、以下のように分類されます。
| 第1段階 | 等尺性収縮運動 | : | 関節を動かさずに、筋肉の収縮(軽く力を入れる)だけを行う運動。 |
| 第2段階 | 自動介助運動 | : | 補助を受けながら、関節可動域で自力で関節を動かす運動。 |
| 第3段階 | 自 動 運 動 | : | 補助なしで、関節可動域で自力で関節を動かす運動。 |
| 第4段階 | 抵 抗 運 動 | : | 関節可動域の無理なく動かせる範囲内で、自力で軽い抵抗に打ち勝って関節を動かす運動。 |
●出血の急性期(初期)
できるだけすぐに製剤の補充療法を始めることが重要です。また、局所を冷却しながら、出血部位の安静・固定を保つことも大切です。
●急性期を少し脱した段階(出血後2~3日頃)
出血した関節を支える筋肉の等尺性収縮運動(第1段階)を開始します。
●出血した関節の痛みと腫れが軽快したら
関節拘縮(関節が固定されてしまう状態)の予防のために、できるだけ早期から、製剤の補充療法を続けながら関節可動域を維持する訓練を開始します。自動介助運動(第2段階)から始め、徐々に自動運動(第3段階)に移行し、筋力の維持を図ります。
●自動運動が無理なく行えるようになったら
軽い抵抗運動(第4段階)をとり入れて筋力を強化します。弾性バンド(チューブ)を使用すると、家庭でも効果的な抵抗運動を続けられます。詳しくは理学療法士の先生に相談してください。また、水中を歩くことは、関節に負担をかけずに全身の筋力を強化するのにたいへん有効です。
同じ関節に出血を繰り返す場合には、関節拘縮によって関節周囲の筋力低下が進行し、関節に無理な力が加わって再出血するという悪循環が形成されやすくなります。状態の良いときに抵抗運動によって関節を支持する筋力を強化すると、関節への過度の負担が減って再出血が少なくなり、この悪循環を断ち切ることも可能です。サポーターや装具を用いたり、適切な松葉杖を用いることにより、関節への負担をさらに軽減させる場合もあります。
関節出血後の適切な運動療法は、関節出血による関節可動域の制限や関節の変形、関節を支える筋力の低下などを予防するためにたいへん効果があります。
それぞれの関節において関節可動域を維持する訓練と筋力強化訓練を行いますが、特に肩については多くの筋肉に支えられた関節であるため、適切な運動療法を行うためには出血の部位や程度に応じて理学療法士の先生の指導を受けることが必要でしょう。