血友病についてのQ&A

輸注について

静脈注射は実際どのように行うのですか。
医療機関で指導を受けます。初めに年1 回のサマーキャンプで導入を指導します。
■知識教育: ・血液凝固の仕組み
・血友病の症状
・輸注時期、輸注量
・その他の治療
・副作用
・整形外科的合併症
・緊急処置法
■手技訓練: ・凝固因子製剤の保存
・注射手技者の手洗い
・注射部位の消毒
・注射針・注射器の無菌操作
・凝固因子製剤の溶解法
・溶解完了の確認
・穿刺、注入方法…空気を入れない、2.5mL/30 秒の注射速度
・血液の付着した脱脂綿などの処理
・血液付着による汚染場所の消毒
・使用済みの注射針・空き瓶の回収

■指示を守る

■記録をつける:注射日時、目的、出血部位、製剤名、単位数、回数、効果、副作用

■3 ~ 4ヵ月ごとに来診する

静岡県立こども病院では、「サマーキャンプで導入指導し、数カ月間外来にてフォローの後に家庭治療の許可を出す」という方法で家庭治療や自己注射の導入が行われています。同じ立場の方が同じ目標に向かって集まり練習をすることは、精神的にもよいと考えられ、静岡ではこの方法で行われています。それ以外の地域では、入院して行う方法や通院で行う方法などさまざまな場合があります。家庭注射や自己注射が行われるようになってからも、注射がうまく入らずにスランプにおちいることもあります。その場合には、基本に返り、また必要であれば通院するなどして方法を確認しましょう。また慣れてきても初心を忘れず、消毒なども含めた確実な手技を継続してください。


▲ページトップへ